○春と修羅 序
2007年10月13日
清貧と豪奢とは両立せず
昨日ホンネとタテマエのことを書いたらtaakoさんがこんなコメをくれました
ホンネだけで生きてみたいとも思いますが
私のホンネはただの我儘に近いものもありますし・・。
もっと勉強して経験を積まんとホンネだけでは生きれません。
そお言われると確かにそうで
ホンネは煩悩の発露ですが
あたしらは煩悩の固まりだから
妬み(ねたみ)・腹立ち・嫉み(そねみ)だけでなく
喜んだり、笑ったり、泣いたり、悲しんだり…
それらすべてが煩悩のなせる業ですから
ホンネだけで生きるっていうのは
いくら勉強しても経験積んでも、なかなか易しくはないですわね
わがままと言えば
大きいわがままと小さいわがままがあるって思います
清貧と豪奢とは両立せず
いゝ芸術と恋の勝利は一諸に来ない
労働運動の首領にもなりたし
あのお嬢さんとも
行末永くつき合ひたい
そいつはとてもできないぜ
春と修羅 詩稿補遺
あたしらが何かを真剣にやり遂げようとするとき
そのほかはやむなく切り捨てていかなければならないと
宮沢賢治は実感していたのでしょう
ほどほどの人生にはほどほどの幸せが訪れるが
修羅の中で生き抜いていく力は得られない
世の中には極端に評判の悪い人がいます
ある人たちは絶賛するのに
ある人たちにはボロクソに言われてる人
一概には言えないけれど
大きなわがままを通すために
不義理や裏切りを重ねることになってしまった人が
その中には必ずいると思うのです
方城も大きなわがままに生きたいと思うのでありました
カスタードの摂食障害者のための自助
Sapporo NABA (札幌ナバ)はこちら
2007年03月06日
正義の味方の弁護士も、見えない世界に敬意を払ってほしい
全国霊感商法対策弁護士連絡会から民放へ要望書
「霊能師と自称する人物が一般には見えない霊界やオーラを見えるかの如く断言し、
それをもとに様々な指摘をされるタレントがそれを頭から信じて動揺したり感激してみせるような番組は、
社会的経験の乏しい未成年者や若者、主婦層の人々に、
占いを絶対視し、霊界や死後の世界を安易に信じ込ませてしまう事態をもたらし、
霊感商法や宗教的カルトの勧誘を容易にする素地を作っているので
テレビ局はいきすぎを是正する措置を講じてほしい。」
もしも宮沢賢治だったら言いそうなこと
「わたくしという現象は
仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です。
それはあらゆる透明な幽霊の複合体です。日ごろから霊が見えたわたくしは
見えた通りを書いたのですが、みなさんにはそうは見えないのでしょうか?」
(春と修羅・序より)
一般には見えない霊界やオーラを見えるかの如く断言する霊能師と自称する人物が
「オーラの泉」の江原啓之氏を指しているのは明らかだそうです
うーん、方城はオーラや気の色や形はときたまみえますが
霊は見えないしもちろん過去世もみえません。
しかしわたしは、霊界や過去世の存在を疑っていません
敬愛する宮沢賢治の足跡をたどると、そこかしこに
霊界と交流していた宮沢賢治を見るからです
江原啓之氏のことは会ったことがないので何もわかりません
彼が霊感商法や宗教的カルトをやってる人間なら徹底的に叩きのめすべきですが
そうでないなら彼には非はありません
霊感商法や宗教的カルトは社会の毒虫ですから
カルトの手口を徹底的に暴き続けるなどでつぶしていくしかないでしょう
番組にアタルのはどうも違う気がします
弁護士の要望書の中に
見えない世界の存在や、見えない世界との直感的交流のある人への敬意がわずかでも感じられないのが
残念です
霊感商法や宗教的カルトを撲滅したいという志(こころざし)はいいのに…
2007年02月09日
西暦4千年の未来人の眼に映るもの
2007年2月9日 金曜日
2/18(日)新月まで9日
それは「永遠の抱擁」と呼んでも良いだろう。
イタリア北部の都市マントバ近くの発掘チームが約5000〜6000年前に埋葬された、抱き合っている若い男女の遺体を発見した。
「非常にまれなケースです。
新石器時代には、2つの遺体が一緒に埋葬されているケースもないのですよ。
まして抱き合っているなんて……
本当に抱き合っているのです」「発見したとき、私たちはみんな強く興奮したと言っても間違いじゃありません。
この仕事を25年間やって、ポンペイなど、有名な遺跡をほとんど発掘してきましたが、
こんなに感動したのは初めてです。
何か特別な発見なのです」

紀元前4000年から3000年というのは
新石器による農耕文化がメソポタミアから、
エーゲ海地方、北アフリカ、イタリア、西ヨーロッパへ伝わっていった時代です
抱擁する二人の遺体を前に私たちは愛の物語を想像して感動に打たれます

宮沢賢治の有名な詩集に「春と修羅」があります
その中にまさにこんな場面が描写されています
春と修羅 序
(西暦4千年の未来人の)みんなは
2千年ぐらい前には(今現在の私たちの時代のこと)
青空いっぱいの無色な孔雀(くじゃく)がいたとおもい
新進の大学士たちは気圏のいちばんの上層
きらびやかな氷窒素のあたりから
すてきな化石を発掘したり
あるいは白亜紀砂岩の層面に
透明な人類の巨大な足跡を
発見するかもしれません

私たちの遺跡は
西暦4000年の人類の目にどう映るのでしょう?
(そこまで地球がもてば、ですけど)
人類はきれぎれに生きているけれど
そのはじめから終わりすべてにわたって不変なものは何なのか
その答えがここにあります
方城渉でした
★ライブドアの障害でブログにコメントが書けないときがあります
みなさん、ごめんなさい


